ICWUSA製のモニターアームは、日本国内で販売されている国内外の主要メーカー製麻酔器に取付けが可能です。
1.麻酔器側面にチャネルがある場合

チャネルと呼ばれるレールが麻酔器側面にある機種では、右の写真にあるW5ウォールマウント金具を持つ機種を選定いただければダイレクトにモニターアームを取り付けることができます。
品番でW5が含まれている製品をお選びください。
例. UL180EV7-W5-KUB-A1
W5ウォールマウントは3.5インチ(約89mm)の2枚のプレートから構成されています。4本のネジを付属の六角レンチでゆるめ、任意の位置で2枚のプレートの間にチャネルの縁をしっかりはさみ、その状態で4本のネジを締めこみます。裏のプレートは真ん中で2つに分かれているため、チャネルの上または下から通さなくてもチャネルの縁に差し込むことができます。
短いチャネル、もしくはチャネルの空きが少ない設置パターンに対して特に有効です。
2.麻酔器側面にチャネルが無い場合(後付けチャネル準備必要)
一部のGEヘルスケア製麻酔器や昔のドレーゲル製、国内メーカー製麻酔器ではチャネルが装備されていません。
各メーカーで用意しているオプションの後付けチャネルをご準備いただければ上記1のW5ウォールチャネル付きモニターアームをそのまま取り付けることができます。
3.麻酔器側面にチャネルが無い場合(アダプター必要)
ダボテイルトラックを持つGEヘルスケア製麻酔器、過去のドレーゲル製麻酔器の場合は、後付けチャネルでなくICW製のアダプターで取付可能です:

GEヘルスケア製麻酔器
・右の画像にあるW2ウォールマウントを持つアームを選択してください。
・GEヘルスケア製麻酔器側面のDovetail(ダボテイル)トラック用アダプタ「DODT」をアームとセットで購入してください。
・Dovetailトラックにネジ2本で固定したDODTをネジ2本でW2ウォールマウントを固定するだけです。
ドレーゲル製麻酔器
・ W2ウォールマウントを持つアームを選択してください。
・「TAW2ドレーゲルキット」をアームとセットで購入
・TAW2ドレーゲルキットをW2ウォールマウントにネジで半固定し、ドレーゲル製麻酔器側面にあるスリットに通し任意の位置で固定します。



TAW2ドレーゲルキットでドレーゲル製麻酔器に日本光電製生体情報モニタG9 CSM-1900とBSM1700を設置した例
DODTでGEヘルスケア製麻酔器にディスプレイキーボードアームを設置した例
有料になりますが、弊社協力会社による設置サービスもございます。
麻酔器への生体情報モニタ、ディスプレイ、キーボード、ノートPCなどの取り付けを検討されている皆様、お気軽にご相談ください。